研究課題
本研究は、日本各地で生活する移民女性が複合的差別にさらされており、彼女たちの課題解決が重要となっていることを踏まえ、移民女性が抱える課題解決に資するために、(1)1980年代以降に来日、定住している移民女性が抱える、女性の人権にかかわる問題と解決に必要な支援を把握し、(2)その課題解決に重要な役割を果たす社会システムとして、女性関連施設等を拠点にしてつながる諸関係機関・者に着目して現行の連携・協働の取組の課題分析を行う。(3)その結果を踏まえ、支援者・当事者の力量形成に資する参加型学習プログラムの開発を行い、地域のセーフティーネットとしての連携・協働のシステム構築を図る実証的・実践的研究を目的としている。三年計画の最終年度である平成25年度は、自治体に対して行ったアンケート調査の分析とヒアリング調査を行った。また、相談業務を行う在住外国人支援者を対象とした研修および自治体の男女共同参画部局と国際関係部局、男女共同参画/女性センターや外国人当事者を含む民間団体等の連携・協働を促進するプログラムの企画を検討し、実施した。成果を報告書にまとめた。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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NWEC実践研究
巻: 4 ページ: 18-31
巻: 4 ページ: 93-105
巻: 4 ページ: 106-116
巻: 4 ページ: 117-131