研究課題/領域番号 |
23320026
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
松居 竜五 龍谷大学, 国際文化学部, 教授 (40238952)
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研究分担者 |
橋爪 博幸 桐生大学短期大学部, 生活科学科, 講師 (40412978)
奥山 直司 高野山大学, 文学部, 教授 (50177193)
安田 忠典 関西大学, 人間健康学部, 准教授 (90388413)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 南方熊楠 / 民俗学 / 仏教学 / 大英帝国 / 博物学 / 自然保護 |
研究概要 |
8月初旬に和歌山県田辺市の南方熊楠顕彰館において合宿研究会をおこなった。この研究会には松居、橋爪、およびRA3名を含めて、計20名程度の関連の研究者が参加し、田辺抜書の読解に関する発表、英文論文翻訳に関する発表などをおこなった。 南方熊楠の直筆日記の解読のための研究会を、東京および関西で月一回のペースでおこなった。これらの研究会には、共同研究者およびRAが適宜出張して参加している。これらの研究会によって1927年分および1930年分の日記の読解を進めた。また、今年度中に刊行された武内善信『闘う南方熊楠』、飯倉照平『南方熊楠の説話学』の合評会をおこなった。 『南方熊楠英文論文翻訳〔ノーツ・アンド・クエリーズ〕篇』の研究会を計8回おこない、翻訳の最終的なチェックだけでなく、発表の経緯や日本語著作との関連、重要項目の訳注や補注など、さまざまな注釈のための協議をおこなった。この原稿に関してはすでに入稿され、2014年中に刊行予定である。9月に京都でおこなわれた南方熊楠ゼミナールにおいて、松居、安田およびRA2名が、主にこの翻訳作業に関連した本科研の研究成果発表をおこなった。 9月に和歌山県田辺市の南方熊楠記念館において南方熊楠旧蔵書中の『和漢三才図会』に関する調査をおこなった。この調査には松居およびRA2名が参加し、その後2014年3月から5月にかけて南方熊楠顕彰館において開催された和漢三才図会展に成果が用いられている。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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