研究課題
基盤研究(B)
1923(大正12)年、関東大震災によって焼失した湯島聖堂本尊孔子像を、乾漆技法による造像及び日本画顔料による彩色によって復元した(「湯島聖堂本尊孔子胡坐像(彩色復元像)」)。また、主として江戸前期の美術資料に基づく孔子袞冕倚像を想定し、日本的な造像表現を素地とする復元制作を行った(「孔子袞冕倚像」)。更に、関連する成果物として、康音及び新海竹太郎によって造られた「大成殿孔子尊像」のマスクの模刻2点、英一蝶《孔子画像》の模写、孔子坐像3次元コンピューターグラフィックスがある。
塑造研究