研究課題/領域番号 |
23320100
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
澤田 治美 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (20020117)
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研究分担者 |
久保 進 松山大学, 経済学部, 教授 (00098766)
和佐 敦子 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (20563985)
吉良 文孝 日本大学, 文理学部, 教授 (30225099)
澤田 治 三重大学, 人文学部, 准教授 (40598083)
長友 俊一郎 関西外国語大学, 英語国際学部, 准教授 (50594131)
澤田 淳 青山学院大学, 文学部, 准教授 (80589804)
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研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2015-03-31
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キーワード | モダリティ / modal layer / 調整理論 / 驚嘆性 / 動機づけ / 条件性 / ダイクシス / measurement |
研究概要 |
以下のワークショップを開催して、モダリティ研究の方法とデータについて、多様な観点・枠組みに基づいて(古代)日本語、英語、スウェーデン語、スペイン語等のモダリティ表現に関して討議した。 平成25年度 第1回 モダリティワークショップ (平成25年8月27日(火)13:00から、28日(水)9:00から(関西外国語大学)) Exclamativity and Mirativity(Lars Larm (Lund University))/テンス、アスペクト、モダリティの階層性をめぐって(澤田 治美(関西外国語大学))/確実性の度合いと調整行為―日本語のモダリティについての一つのケーススタディ―(久保 進(松山大学))/couldと実現性の含意(吉良 文孝(日本大学))/スペイン語の逆接を表すSi条件節と日本語の不同意表現(和佐 敦子(関西外国語大学))/力動的・束縛的モダリティを表す英語(疑似)法助動詞構文をめぐって(長友 俊一郎(関西外国語大学))/The Meaning and Use of Noteworthy Comparison(Osamu Sawada (Mie University))/日本語ダイクシスの歴史的展開―「Vてくる」の拡張パターンを中心に―(澤田 淳(青山学院大学)/確信性を表す日英語の法副詞―(間)主観性の観点から―(岡本 芳和(金沢星陵大学)) これ以外にも、平成25年度第2回を平成26年3月14日~15日に開催した。発表者は、10名であった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
平成25年8月27日、平成26年3月14-15日の2回にわたって、第4回と第5回の「モダリティワークショップモダリテ.イに関する意味論的・語用論的研究」を開催した。それぞれ、9名、10名の研究者が研究を発表し、『発表論文集』の第4巻と第5巻を発行した。海外からの発表者として、Vanderveken, Jeci de Sousa Melo, Larm教授を招聘した。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度においても、平成26年8月、平成27年3月、第6回と第7回の「モダリティワークショップ」を開催する。共同研究者だけでなく、国内外のすぐれた研究者が研究発表する予定である。とりわけ、「モダリテ.イとは何か」という理論的な問題と共に、英語、現代日木語以外にも、古典日本語、中国語、スペイン語などのデータに基づく実証的な問題を論じたい。また、海外から数名の発表者を招請する予定である。
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