研究課題/領域番号 |
23320122
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村田 久美子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10229990)
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研究分担者 |
矢野 安剛 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 名誉教授 (00130857)
BACKHAUS Peter 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (40582888)
飯野 公一 早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (50296399)
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 応用言語学 / ELF / 英語教育 / ESP / 社会言語学 |
研究概要 |
H25年度は2回のワークショップ開催(10月、第7回、バトラー後藤氏、11月、第8回、久保田竜子氏)と、H26年2月28日と3月1日にサウスハンプトン大学ジェンキンズ教授とドルトムント工科大学イーレンライヒ教授を招聘し第3回早稲田ELF国際ワークショップを開催、特にアカデミックとビジネス場面でのELF研究の理解を深めつつ、両分野でのELF研究の現状把握を行った。2日目のパネルでは両者を指定討論者に日本の英語言語政策、及び大学、ビジネス、NPO等でのELF使用のコミュニケーションデータを基に、研究分担者等が発表、討論し、また個人発表も行い、ELF研究への興味と裾野が広がり、理解も深まった。ワークショップは公開され、特に国際ワークショップでは多くの参加者があり質疑応答も活発で、ELFへの理解を深めるよい機会となった。 H25年6月にはWaseda Working Papers in ELFの第2巻も発行し、これは国内外のELF研究者の投稿により更に充実した内容となり、第1巻とともにELF研究者の貴重な参考文献となっている。 ELFコミュニケーション現場での実態録音調査に関しては、教育現場ではH25年度は7月末に学生インタビューを追加、また10月及びH26年1月に授業録画を追加し、これらの分析結果の一部をH25年9月にローマで開催された第6回ELF国際学会で飯野・村田が共同発表、また村田がグローバル時代を踏まえた英語教育及びELF使用に関する教育・行政面での認識及び実践とビジネス現場でのELF使用の現実との乖離を、メデイアデイスコース分析を中心にまとめ、発表した。ビジネス現場での新しいデータ収集は研究分担者寺内を中心に新しい協力可能者と連絡調整中である。H25年度の一連の研究成果は現在Waseda Working Papers in ELF第3巻 として出版準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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