研究課題/領域番号 |
23320133
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
白木沢 旭児 北海道大学, 文学研究科, 教授 (10206287)
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研究分担者 |
辻 弘範 北海学園大学, 経済学部, 准教授 (20348494)
内藤 隆夫 東京経済大学, 経済学部, 教授 (60315744)
寺林 伸明 北海道開拓記念館, 学芸部, 学芸員 (80172104)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 満洲 / 朝鮮 / 帝国 / 植民地 |
研究実績の概要 |
1.資料整理 今井榮量(まさかず)文書は、満鉄参事・営口水道電気専務取締役社長を務めた今井榮量のもとに集積された資料であり、現在は北海道大学大学院文学研究科(日本史学講座)に所蔵されている。本科研の事業として文書のクリーニングを行った上で詳細な文書目録を作成し、総点数147点、時期は1904年頃から1936年頃のものであることが明らかとなった。 2.研究会 8月11日、8月13日、10月26日、3月23日の4回開催し、研究代表者、研究分担者、連携研究者および研究協力者がそれぞれ研究報告を行った。白木沢旭児「「北東アジアにおける帝国のプレゼンスと地域社会」に関する覚書」、東俊佑「北蝦夷地における大野藩のプレゼンスとアイヌ支配-ウショロ場所経営帳簿《北蝦夷地用》について-」、秋山淳子「日中合弁企業:営口水道電気株式会社の経営」、白木沢旭児「植民都市・安東の地域経済史-2つの帝国-」、張暁紅「1938-1943年の奉天市における中小機械器具工業の変容」、及川琢英「満洲国崩壊後の満洲国軍校出身者の動向」、劉含発「二十一世紀以降の満洲移民に関する研究動向」、朴仁哲「朝鮮人「満州」移民のライフヒストリー(生活史)を読み解く-対話的構築主義アプローチを用いて-」、寺林伸明「『東北日本移民档案(黒竜江巻)』に見る日本移民と現地住民」、胡慧君「日中関係を改善するための模索-胡適の日記を中心に-」、池田貴夫「大豆から落花生へ-節分文化の地域性-」、崔誠姫「植民地期朝鮮における地域社会と中等教育-1920~30年代平壌地域を中心に-」、辻弘範「旧植民地在住日本人の記憶と記録」、内藤隆夫「朝鮮北部在住日本人の戦時と戦後-日本窒素による工業都市社会の建設と変容、そこからの脱出-」、湯山英子「近代アジアと漆貿易-日本・中国・仏領インドシナ・台湾・朝鮮における地域間分業の展開過程」
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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