研究課題/領域番号 |
23320144
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
新井 勝紘 専修大学, 文学部, 教授 (40222707)
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研究分担者 |
粟津 賢太 南山大学, 付置研究所, 研究員 (30558911)
西村 明 東京大学, 人文社会系研究科, 准教授 (00381145)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | メディア / 宗教学 / 戦争 / 日本史 / 民衆史 / 社会学 / 記憶 / 郵便 |
研究概要 |
2013年度は、本研究プロジェクトの最終年度だった。これまでに収集した資料やその分析から得た知見を公開する上で展示をおこなった。展示は2013年11月に専修大学サテライトキャンパスにて「柳田芙美緒写真展~戦地発・写真でつなぐメッセージ~」というタイトルでおこなった。柳田は、詩人・文筆家としても活躍したが、陸軍静岡連隊付き写真師として静岡34連隊に同行し戦地で数多くの写真を撮った。写真の特徴としては庶民の視線で、戦場での兵士の日常や戦争が撮られているといえる。展示では軍事郵便や写真を展示したが、戦場における写真は帰還後には戦地の情報を伝えるものとして大きな意味をもつことがわかった。 調査としては、2014年3月にこれまでに行かなかった東北へ調査した。調査先は人形の蔵(宮城県白石市城北町)、宮城県護国神社(宮城県仙台市青葉区川内)、仙台市歴史民俗資料館(宮城県仙台市宮城野区五輪)である。人形の蔵には、軍事郵便もあるが、それだけではなく、戦時下における子どもの遊ぶ兵隊や従軍看護師の人形が数多くある。時期も日清戦争、日露戦争、日中・アジア太平洋戦争期のものがそれぞれある。その撮影・調査をおこなった。宮城県護国神社では、戦争記念碑の調査・撮影をおこなった。また、仙台市歴史民俗資料館では、戦争やその体験がどのように伝えられているのか、軍事郵便が展示資料としてどのように活用されているのかを調査した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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