研究課題
基盤研究(B)
本研究でモンゴル国で新発見の契丹大字で記されたブレーニィ・オボー碑文、モンゴル帝国・元朝時代の現地碑文等、ハルボハ遺跡で発見した白樺樹皮文書113件により、モンゴル史の再構成を行った。ブレーニィ・オボー碑文の1行目に「清寧四年[1058年]八(九)月一日」という年月日の記載の存在とその音価案を示した。白樺樹皮文書の保存処理を日本で行い、写真128件の解読から17~18世紀の良馬の解説、民衆が願望実現のために書写した陀羅尼、悪夢払い書の存在を確認した。西遼とモンゴル帝国の歴史的連続性を解明、13~14世紀の元朝政府の宗教政策と白樺樹皮文書に見える宗教生活の断層と共通性を考察した。
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