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2015 年度 研究成果報告書

メロヴィング王朝期国家構造の総合的研究ー西洋古代から中世への移行新論ー

研究課題

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研究課題/領域番号 23320158
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関名古屋大学

研究代表者

佐藤 彰一  名古屋大学, 高等研究院, 名誉教授 (80131126)

研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2016-03-31
キーワード西ローマ帝国 / アルボガスト / キルデベルト1世 / 古代から中世への移行 / フランク族 / メロヴィング国家 / フン族 / メロヴィング朝
研究成果の概要

この研究は、西洋中世初期における最重要の歴史的存在であったフランク国家がいかにして形成されたかを、西ローマ帝国が体現した後期古代から、初期中世の時代相への移行についての新たな理解を基軸に据えて考察し直したものである。新しい論点として浮上したのは、西暦394年のアルボガストのクーデタの挫折により、フランク人首長層がローマ帝国内で30年間にわたって成し遂げた栄達の時代が終わり、以後約半世紀にわたって断片的な動静しか伝来しておらず、この50年間のフランク史の解明が、この主題にとって決定的に重要であるという点である。これまで注目を集めてこなかった、フン族とフランク人との関係史を深めるのも重要である。

自由記述の分野

西洋中世史

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公開日: 2017-05-10  

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