研究課題/領域番号 |
23320165
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
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研究分担者 |
渡辺 節夫 青山学院大学, 文学部, 教授 (70036060)
加藤 玄 日本女子大学, 文学部, 准教授 (00431883)
田口 正樹 北海道大学大学院, 法学研究科, 教授 (20206931)
服部 良久 京都大学大学院, 文学研究科, 教授 (80122365)
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連携研究者 |
中村 敦子 愛知学院大学, 文学部, 准教授 (00413782)
轟木 広太郎 ノートルダム女子大学, 文学部, 准教授 (60399061)
西岡 健司 大手前大学, 総合文化学部, 講師 (70580439)
青谷 秀紀 明治大学, 文学部, 准教授 (80403210)
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研究協力者 |
小野 賢一
上田 耕造
花房 秀一
亀原 勝宏
横井川 雄介
大谷 祥一
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 帝国 / 領邦 / 都市 / 王国 / 帰属心 / 領有 / 統治 / 教皇 |
研究成果の概要 |
中世西欧カトリック世界の権力構造が帝国的であったことを解明した。ドイツに権力の核を置く皇帝家門、フランスに権力核を置くカペー、ヴァロワ家、イングランドのプランタジネット家の3者が、西欧各地の現地権力者をその権力核に帰属させながら、帝国的権力構造を使って平和領域を維持していた。 ドイツでは皇帝家門は領邦や都市の統治を現地権力に委ね、地域権力相互間の紛争解決者として領有権を保持して、裁判、軍事、治安維持、経済共同体としての帝国的構造を維持した。カペー家はフランスに、プランタジネット家はイングランド,フランス西半の現地権力からの帰属心の上に、海峡を挟む平和を維持した。3者間の紛争調停を教皇が担う。
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自由記述の分野 |
中世英国史
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