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2013 年度 実績報告書

先史時代の儀礼食に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23320175
研究機関新潟県立歴史博物館

研究代表者

西田 泰民  新潟県立歴史博物館, その他部局等, 研究員 (80172667)

研究分担者 吉田 邦夫  東京大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (10272527)
渋谷 綾子  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 助教 (80593657)
宮尾 亨  新潟県立歴史博物館, その他部局等, 研究員 (90245655)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2014-03-31
キーワード食性分析 / 脂質分析 / 国際情報交換 / イギリス
研究概要

25年度は考古資料としては新たに、秋田県堀ノ内遺跡、新潟県山下遺跡、同原居平遺跡出土土器のサンプリングを行った。また、対照サンプルとして、新潟県佐潟産淡水魚、海藻、ヤマブドウなど果実類の煮炊き実験を行った。
これらのサンプルから得られた試料について、安定同位体分析、脂質分析を行った結果、縄文晩期についてはいわゆる精製・粗製土器の内容物の違いがある傾向を見いだし、同定には至らないが注口土器の浸透物は通常の土器とは異なることが判明した。中期の土器については、器種によるあまり明確な差は見いだすことが出来なかった。
学会発表は7月に日本文化財科学会(弘前大学)、1月にインド太平洋先史学会(カンボジア・シエムリアプ)でそれぞれ行い、同時期の縄文土器の性状の違いと推定される内容物の違いについて発表した。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 火炎土器の用途分析2014

    • 著者名/発表者名
      西田泰民・宮尾亨・吉田邦夫・宮内信雄
    • 学会等名
      日本文化財科学会
    • 発表場所
      奈良教育大学
    • 年月日
      20140705-20140706
  • [学会発表] Pot for cooking, pot for processing2014

    • 著者名/発表者名
      西田泰民・Oliver Craig・Carl Heron・Hayley Saul
    • 学会等名
      IPPA
    • 発表場所
      Siem Reap
    • 年月日
      20140113-20140117
  • [学会発表] 縄文土器の使い分け2013

    • 著者名/発表者名
      西田泰民・Oliver Craig・Carl Heron・Hayley Saul
    • 学会等名
      日本文化財科学会
    • 発表場所
      弘前大学
    • 年月日
      20130705-20130706
  • [備考] Ritual Food in Prehistory

    • URL

      www.dil2.sakura.ne.jp/ritual/

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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