研究課題
平成26年度は、これまでの成果を踏まえ、実証・理論両面での作業を完了した。各自のテーマに関する実証的研究を進めると同時に、専門性をめぐる理論的検討も発展させた上で、両者を統合し、研究目標を完遂した。具体的には、各自対象地域の現地調査とその理論的分析を進めると共に、2ヶ月に一度程度の頻度で研究会を開催し、進捗確認と全体の理論的理解の共有を図った。各国の実証研究については、研究代表者である内山融のとりまとめの下、研究分担者及び連携研究者・研究協力者各自が国内外の現地調査等を行いながら、推進した。内山融は日英の経済政策について、高橋直樹は英国の政党等について、苅田真司は社会科学の歴史について、牧原出は日本の司法について、伊藤武は西欧の非多数決主義的機関(NMI)について、川嶋周一はEUの専門家委員会について、鹿毛利枝子は日米の市民団体等について、岡山裕は米国の司法について、藤田由紀子は日英の技官(プロフェッショナル公務員)について、伊藤正次は日本の国税専門官等について、杉之原真子は国際金融に関わる行政官について、石垣千秋は日英の医療政策について、早川有紀はEUの環境政策について、各々研究を進めた。理論枠組みの検討においては、内山と苅田が検討を進め、定例研究会で報告を行うなどして、メンバー全員の共有を図った。上記を踏まえ、年度終わりに成果物の出版を目指して最終的とりまとめを行った。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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宇野重規・五百旗頭薫編著『ローカルからの再出発』
巻: - ページ: 81-101
都市問題
巻: 106 ページ: 48-57
高橋百合子編『アカウンタビリティ改革の政治学』(有斐閣)
巻: - ページ: 229-252
巻: - ページ: 253-276
法律時報
巻: 86 ページ: 41-47
御厨貴・井上章一編『建築と権力のダイナミズム』(岩波書店)
巻: - ページ: 153-198
国際社会科学
巻: 63 ページ: 1-15
Italy and Japan: How Similar Are They? A Comparative Analysis of Politics, Economics, and International Relations, eds. Beretta, Silvio; Berkofsky, Axel; Rugge, Fabio. Milano: Springer
巻: - ページ: 137-160
Rivista Associazione Italiana dei Costituzionalisti
巻: 3 ページ: 1-22
10.4399/978885487425118
年報行政研究
巻: 49 ページ: 42-59
季刊行政管理研究
巻: 146 ページ: 17-27