研究課題/領域番号 |
23330041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
久保 文明 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00126046)
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研究分担者 |
山岸 敬和 南山大学, 外国語学部, 教授 (00454405)
松岡 泰 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (40190425)
菅原 和行 釧路公立大学, 経済学部, 准教授 (90433119)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | アメリカ / リベラル / 政党 / イデオロギー / 分極化 / 予備選挙 / 超党派主義 / 保守 |
研究成果の概要 |
イデオロギー的分極化の原因としての予備選挙の重要性について、2012, 2014, 2016(3月まで)年の大統領選挙・議会選挙に対する現状分析を行いつつ、過去の事例も踏まえて考察し、本研究での仮説をかなりの程度検証できた。2010年に台頭した共和党内勢力である茶会党が、予備選挙制度を通じて勢力を伸ばし、かつ共和党を一層右傾化させたことは、その鮮やかな証左であった。 同時に、硬直化した分極化現象への批判も存在する。研究成果では15年に顕著になったトランプ現象にも言及することにより、既成の政党支持パターンは攪乱されており、近年単線的に続いてきた分極化が転換点に来ている可能性も示唆した。
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自由記述の分野 |
アメリカ政治
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