研究課題
基盤研究(B)
本研究は、貿易、通貨、平和維持、温暖化防止等のグローバル問題を扱う国際ガバナンスにおける提携形成と制度設計という課題の実相を分析し、改善策を探求した。国々の提携を大規模にすれば、グローバル問題の解決を図る上で好都合だが、多種多様の国家の参加を募ることによって緩やかな行動規範しか採択できない。反対に、小さな提携はその相似性から強力な規範を採択できるが、問題解決には規模の面で不十分となる。本研究は、権力や認識を重視する政治学の手法、主体の合理的行動や制度の合理的基盤を精査する経済学の手法を適用することによって、両課題を包括的に分析し、課題間に内在するジレンマを縮小する方途を解明した。
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International Studies Perspectives
学術の動向
巻: 1月号 ページ: 10-16
国民経済雑誌
巻: 209巻 2号 ページ: 1-19
国際政治
巻: 175号 ページ: 56-69
レヴァイアサン
巻: 50号 ページ: 8‐35
Discussion Paper
巻: #2013-15
関西外国語大学 研究論集
巻: 97号 ページ: 145-164
巻: 172号 ページ: 129-142
国際問題
巻: 618号 ページ: 43-54
法学論叢
巻: 170号 ページ: 262-296
巻: 16号 ページ: 60-66
巻: 205号 ページ: 49-70
Games and Economic Behavior
巻: 73 ページ: 227-235
Journal of Social Science
巻: 63 ページ: 23-37