研究課題
基盤研究(B)
主に海外の識者・専門家への聞き取り調査(海外での調査・国内への招聘)を通じて様々な事例に関する調査を進め紛争後国で実施される「治安部門改革(SSR)」では軍事組織(安全保障)と開発援助ドナー(開発)との間で連携不備がしばしば生じる理由とその解決策を検討した。その結果、特に治安環境が劣悪な環境で「安全保障」の要請が優先される場合に連携不備が生じやすいことを確認した一方、英国やスウェーデン等多くのSSR支援国では連携不備を克服するための全政府的な取り組みが進んでいることがわかった。国際機関を中心とする多国間枠組みの事例では調整が難航しがちであるが、東ティモールのように比較的円滑に進む事例もあった。
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国連研究
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http://home.hiroshima-u.ac.jp/hipec/ja/products/dp/dpvol18.pdf