研究課題
基盤研究(B)
自由時間の不均等配分に着目する厚生測度を、標準的な一般均衡理論的枠組みの下で、公理的に導出した。その測度に基づき、個人間のスキル、選好、資産水準などの異なる経済における市場均衡配分についての経済分析を、動学的一般均衡論的枠組みの下で行った。また、社会的不遇性に関する多元性を踏まえた社会的選択ルールの可能性について探求した。社会的不遇性に関する異質かつ多様な概念の存在を前提にした下で、ベーシック・ニーズの概念を、社会的に確定し、かつ、その基準を全ての個人が満たす事を可能とするような社会政策に関する社会的選択ルールが一般的に理論的構成可能である為の条件を確定した。
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(Giulio Codognato, Miriam Teschl, and Yongsheng Xu, eds.)The Festschrift in honor of Nick Baigent(Springer)
巻: (forthcoming) (図書所収論文)
Journal of Theoretical Politics
巻: (forthcoming)
季刊 経済理論
巻: 50巻4号 ページ: 16-41
Review of Radical Political Economics 45
ページ: 517-524
Economic Theory
巻: 54 ページ: 131-151
Mathematical Social Sciences
巻: 66 ページ: 66-70
比較経済研究
巻: 50巻2号 ページ: 17-33
Advances in Mathematical Economics
巻: 16 ページ: 85-109
経済研究
巻: 63巻4号 ページ: 346-364
季刊 経済理論 (桜井書店, 2005年)
巻: 48巻4号 ページ: 104-106