本研究は、非線形均衡動学モデルを用いて、地球環境問題と社会の関係を分析した。そのモデルは、共有資源を巡る動学ゲームモデル、非凸最適成長モデル、極端かつ予測不可能なショックを伴う内生的成長モデル、そして非指数的割引をもつ社会での社会計画者モデルである。これらの分析を通じて、以下の「研究成果」に示すように、本研究では様々な新しい結果を得た。その一部は6本の論文として国際雑誌で公表した。本研究はまた、世代間衡平への公理的アプローチおよび低下する割引率についてのサーベイも行った。本研究の成果は、非持続的な経路がなぜ選ばれてしまうのかを理解し、どのようにそれを避けるかを考えるための一助となるものである。
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