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2012 年度 実績報告書

大規模エージェント・モデルおよびデータ解析による市場ネットワーク構造の進化の解明

研究課題

研究課題/領域番号 23330086
研究機関立正大学

研究代表者

小野崎 保  立正大学, 経済学部, 教授 (10233595)

研究分担者 柳田 達雄  大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (80242262)
研究期間 (年度) 2011-04-01 – 2014-03-31
キーワードミクロ経済学 / 産業組織論 / マーケットシェア・ダイナミクス / エージェントベース・モデル
研究概要

データ解析を行うことによってマーケットシェアのダイナミクスに関する統計的事実を幅広く集積し,それをフィードバックするかたちで既存のシミュレーション・モデルの改良に繋げることが本研究の最大の主眼であった。しかしながら,後に述べる通り,予想をはるかに上回る作業量のため解析に用いるデータ入力の入力が大幅に遅れており未完了である。そのため,これまでのところ,データ入力作業体制の変更,データ入力作業の効率化方法の検討,データ解析のための下準備作業,などをおこなうに留まっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

解析に用いるデータの入力が,以下の理由により大幅に遅れており未完了である。すなわち,(1)初年次において統計資料の入手に時間がかかったこと,そして,(2)データ量が当初予想をはるかに超えているため入力作業に膨大な作業量が必要であること,(3)データの年次が下るにつれて新規業種が増加していくため入力済みデータファイルの形式の変更に逓増的な作業量が発生すること,などである。1972年から2011年までの資料のうち,入力済みの分は1972年からほぼ1994年までである。

今後の研究の推進方策

今後は,入力が終了した分のデータを用いて解析をおこない,統計的事実の発見・整理を実施する。併せて,こうした統計的事実をフィードバックさせるかたちで,モデルの改良にも着手する。

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公開日: 2014-07-24  

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