①日本企業の経営戦略・企業統治等に関する分析を行い、従業員や顧客・取引先が重要なステークホルダーであること、経営悪化時の雇用調整の難しさ等は変わらない日本企業の特徴である一方、合併・買収、不採算事業の売却といった形の事業再編を活発に行うようになってきたことを明らかにした。②企業パネルデータを使用し、無形資産投資における資金制約、ストックオプションの採用と生産性、本社機能部門の規模と生産性、サービス貿易と生産性の関係を解明した。③サービス産業におけるイノベーション活動の実態、特許及び営業秘密がイノベーションに及ぼす影響、日本企業における女性・外国人取締役登用の決定要因を実証的に解明した。
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