研究課題/領域番号 |
23330126
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高桑 宗右ヱ門 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (50112016)
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研究分担者 |
三輪 冠奈 名古屋学院大学, 商学部, 准教授 (30460546)
岳 理恵 桃山学院大学, 経営学部, 講師 (80584911)
譚 奕飛 中央学院大学, 商学部, 講師 (90508540)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | シミュレーション / 鉱山 / プロジェクト / ロジスティクス / 港湾 |
研究概要 |
(1) モンゴルにおける鉱山の採掘・生産プラントの調査: 引き続き、モンゴル国立大学・経済学部ならびに複数の鉱山企業の協力を得て、さらに担当官庁の支援も受けて、モンゴル国内での最大の鉱山であるErdenet鉱山会社および炭鉱について、調査分析を行った。さらに、モンゴル国の南ゴビ炭田から石炭をロシア・シベリア鉄道で輸送し、ナホトカで石炭運搬船に積み替え、日本へ海上輸送する輸送システムを対象として、シミュレーション分析を行い、研究成果が国際学会機関誌に論文として掲載された。 (2) 関連するプロジェクトマネジメントとシミュレーション分析に関する体系化: 採鉱プロジェクトマネジメントの一環として、シミュレーション手法を用いた手順を開発した。鉱山には大別して地下および露天堀があり、炭鉱におけるリスクマネジメントに関する調査結果をふまえ、研究論文をまとめており、平成26年度に発表する予定である。 (3) グローバルロジスティクスの観点からの輸送計画: レアアース・鉱石や石炭などについて、モンゴルからわが国に至る輸送に係る時間・コスト・リスクなどを総合的に勘案して、複数の経路を確保するためのロジスティクスの代替案について調査を行い検討した。資源等に関するグローバルな調達は、わが国にとっても喫緊の課題となっている。本研究課題で対象とするモンゴルは海に面していないことから、資源をわが国まで輸送する場合には、陸路を経て港(ロシア・ナホトカ港、中国・天津港)を経由必要がある。このような観点から、港湾オペレーションに関して研究成果をまとめ論文を投稿中である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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