研究課題/領域番号 |
23330135
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
石田 修一 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (00326539)
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研究分担者 |
三藤 利雄 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (00249286)
長平 彰夫 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10323122)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | オープンイノベーション / ファジイフロントエンド / 国際情報交換 |
研究実績の概要 |
平成26年度は、セミ・オープンイノベーションについて「外部知識および内部知識と、同一企業内の他事業部や企業グループおよび周辺の緊密な取引企業間に存在する準内部知識などとの相互作用によるイノベーション」という当初の定義に基づくモデリングを行いほぼ完成した。ただオープンイノベーションを企業境界研究へと連結させることも企図していたが最終的にこの点は十分に詰めることができなかった。またfuzzy front end の研究領域での「コンセプト創造・市場機会」に関する知識の解釈や受発信の実態に迫る知見が比較的薄く、この点においても新たな研究の方向性を切り開く可能性を有している点に鑑み、この領域における新しい知見をもたらすことができた。またイノベーションに導入される知識の履歴や社会的動向を勘案した「社会的文脈からのセミ・オープンイノベーション」のモデルを検討するうえで、近年台頭著しいmulti-levelperspective を採用し、ミクロ―マクロの両面から見据えた新たなイノベーション・モデルとして発展・充実させようと試みたが、研究期間内にmulti-levelperspective 理論が十分に成熟してこなかったため表層的な検討に終わったことは大変残念である。最終的に環境優良車の普及戦略に関連した事例において本研究の一部が活用されるに至り当初予定していた事例研究の実施と合わせて新たな適応領域を開拓することができた。これらは当該年度に実施されたいくつかの研究発表の中に結実している。
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現在までの達成度 (段落) |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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