研究課題/領域番号 |
23330143
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
陶山 計介 関西大学, 商学部, 教授 (40154629)
|
研究分担者 |
鈴木 雄也 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (40382824)
大田 謙一郎 長崎県立大学, 経済学部, 講師 (40635512)
加藤 司 大阪市立大学, 大学院経営学研究科, 教授 (50161104)
後藤 こず恵 流通科学大学, 商学部, 准教授 (80461127)
川瀬 雅也 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (90224782)
|
研究期間 (年度) |
2011-11-18 – 2014-03-31
|
キーワード | 東日本大震災 / 消費者 / ブランド / 小売店舗 / 国際比較 / 食品リスク / PB / NB |
研究概要 |
平成20年秋以降の景気後退は消費者のブランド・小売店舗の選択を変化させ、メーカーや小売業はそれへの「適応」行動を展開してきた。インターネットやSNSの普及によってネットコマースが小売店舗とクロスオーバーしている。加えて平成23年3月に発生した東日本大震災と福島原発事故からの復興のなかで新しい生活意識やライフスタイル、地域や社会との絆や連帯、共生にもとづいて堅実に生活再建と再生が進んできた。 平成25年度の研究は、消費者調査を中心に購買関連データを組み合わせて解析を行うとともに、それをメーカーや小売業へのヒアリングやインタビュー結果と結びつけるという手法で日英米中4カ国について国際比較研究するというものであった。 上記の研究目的と研究計画に沿って構築された、「クロスメディア環境下の消費者によるブランドおよびチャネル選択行動に関する国際比較」に関する統合的なモデルと仮説を検証する作業を進めてきた。その際、スターリング大学のBurt教授や遼寧大学の李四化講師の協力を得た。 具体的には、国・地域別の消費者購買行動の共通性や差異性、メーカーや小売業の「適応」行動との因果構造に関する理解を得た。とくに東日本大震災後の放射能汚染、鳥インフルエンザ、BSEなど食生活と食購買行動に焦点を当てながら、クロスメディア環境下の消費者によるブランドおよびチャネル・小売業態選択、広告コミュニケーション効果、NB及びPBに関する顧客ロイヤルティ構造、メーカーと小売業者の競争・協調に関する国際比較分析の結果を整理・集約してきた。また業界特性、製品カテゴリー特性、ブランド・コンセプトや流通システム特性、さらに歴史、経済、文化、社会などの面での特性についても考察し、新しい理論的・実践的な知見を得た。
|
現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|