研究課題/領域番号 |
23330144
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
向山 雅夫 流通科学大学, 総合政策学部, 教授 (00182072)
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研究分担者 |
崔 相鐵 流通科学大学, 総合政策学部, 教授 (10281172)
白 貞壬 流通科学大学, 商学部, 准教授 (60400074)
趙 命来 香川大学, 経済学部, 准教授 (60582228)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 逆進出 / 小売国際化 / 新興国市場 / 現地適応 / イノベーション / Format |
研究概要 |
本年度の研究計画に基づき、以下の研究を行った。 (1)研究会開催 ①平成25年度第1回研究会実施(2013.6.14 於:流通科学大学)、②平成25年度第2回研究会実施(2013.9.19 於:香川大学)、③平成25年度第3回研究会実施(2014.2.24-26)、(2)リバースイノベーションに関する文献収集とレビュー(3)新興国市場発の小売逆進出研究のレビュー、(4)逆進出先進事例の収集、(5)逆進出企業事例の現地視察と専門家による講義(2013.2.21-27 於:シンガポール)、(6)サービス企業の逆進出事例企業へのインタビュー調査(2014.3.26 於:台湾) 以上の研究を通じて得られた知見は、以下の通りである。 (1)前年度の研究から得られた「競争的相互作用の結果として、先端国際小売企業から新生現地小売企業へ、さらに新生現地小売企業から先端国際小売企業へと国際化主体の移転が循環的に発生するという理論仮説を補完する仮説として、「逆進出する新興国における新生現地小売企業は、逆進出に先立って母国市場において先端的国際小売企業に対する競争優位を獲得し、その優位性をもとにして逆進出を開始する」を得た。 (2)シンガポール発の逆進出企業であるチャールズ&キース、韓国の発のイー・ランドの事例から、「新生現地小売企業は従来型の先進国における先端国際小売企業が参入していないニッチ市場を選択することによって逆進出が可能となる」との理論的インプリケーションを得た。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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