研究課題
(1) 「社会学文献情報データベース」新システムについて、前年度に引き続き、改良をおこなった。文献の登録・修正手続きにおける複雑な分岐について、ユーザが操作を直感的におこなえるよう、インターフェイスを工夫した。また、従来のデータベース項目に加えて、ユーザが種々の独自情報を追加するための項目の拡張をおこなった。ユーザが登録・修正したデータのチェックと公開状況の管理についても、データベース編集者が作業を適切におこなうための機能を見直した。データベース検索結果の表示についても、結果を絞り込むためのインターフェイスを工夫するともに、外部のデータベースやソフトウエアとの連携を容易にするためのデータ・エクスポートの機能を付加した。(2) SNSシステムについても、同様に改良をおこなった。主要な改良点は、ユーザ・プロフィールの表示・検索方法、ニュースフィード表示・コメント機能、文献データベースとの連携、全体的なページ・デザインなどである。(3) 「社会学文献情報データベース」および類似のサービスの利用状況についての調査をおこなった。調査結果に基づきデータベース利用の現状をまとめるとともに、研究・教育の具体的な実践例を収集した。(4) 情報化・国際化が進展する中で社会学研究・社会学教育において必要とされる情報支援機能について検討し、前年度までにおこなった情報社会論・電子コミュニティ論に基づく学術コミュニケーション研究の知見とあわせて、社会学的含意についての考察をおこなった。また、既存のSNS等でのコミュニティ形成の事例を収集し、研究者コミュニティの再創造の方策を検討した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (3件)
立命館産業社会論集
巻: 50(3) ページ: 1-20
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~tsigeto/sociodb/23330153.html
http://www.gakkai.ne.jp/jss/db/
http://sociodb.jp/search/