研究課題
基盤研究(B)
本格的な多文化社会の到来を前にどのようなメディアの公共性が可能なのか。「文化的市民権」という概念を用いて検討しようとした。結論は以下の5点にまとめられる。(1)マスメディア,特にテレビを中心としたメディアにおける在日外国人の表象は一定程度見られるが、芸能人やスポーツ選手に偏っており、一般的外国人の表象限定的である。(2)在日コリアンや在日中国人の表象はほとんどなく、差別的言説も少なくない。(3)在日外国人は視聴者として意識されていない。(4)独立系映画の中に豊かで多様な在日外国人の表象を見ることができる。(5)日本で「文化的市民権」という概念が根付くのには時間がかかるだろう。
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