研究課題
基盤研究(B)
本研究においては、環境問題が顕在的な被害や自然破壊から、潜在的なリスクへと拡大する状況を背景として、それらが社会経済的格差等に基づいて不均等に分配される環境的公正の問題を含めた環境リスクの社会的認知構造と、アジア諸国などにおいて異なった社会的背景において、それらがどのように社会問題として構築され、環境運動のレトリックや環境政策の原則になるのか等について、質問紙による意識調査、各国の環境問題や運動の定性的調査や年表作成によって問題社会学的な比較分析を行った。
社会学