研究課題/領域番号 |
23330193
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
村田 光二 一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (40190912)
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研究協力者 |
道家 瑠見子 (20562945)
樋口 収 北海道教育大学, 特任センター, 准教授 (50625879)
桑山 恵真
田戸岡 好香 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 特別研究員
渡邊 さおり
谷本 奈穂 一橋大学, 大学院社会学研究科, 修士課程
上林 憲司 一橋大学, 大学院社会学研究科, 修士課程
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 自己制御 / 目標葛藤 / 制御資源 / リバウンド効果の低減 / 感情予測 / 達成動機づけ / 社会的自己制御 / 道徳性の自己認知 |
研究成果の概要 |
本研究は、社会的場面における効果的な自己制御過程に影響を及ぼす要因を、実証的に解明することを目的としている。特に、目標葛藤の解決方略、制御資源の枯渇に対抗する方略、意識的抑制に基づくリバウンド効果を低減する方略を中心に実証研究を積み重ねた。その成果として、課題達成目標と誘惑とが葛藤する場面では、対抗的自己制御が働き、課題達成に役立つ人物の評価が高まることを見出した。また、制御資源の枯渇に対して、自己肯定化と解釈レベルを高次にすることの組み合わせが有効であることを再確認した。さらに、嫉妬的ステレオタイプの抑制に伴って生じるリバウンド効果を低減する方策の1つを見出した。
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自由記述の分野 |
社会心理学 社会的認知研究
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