研究課題
平成25年度は研究最終年度として、これまでの研究成果のまとめ、成果発表、今後の研究課題へと研究を進めた。さらに大学卒業生アンケート調査を協力校5校において実施した。研究成果発表は、平成24年度に実施した短期大学・専門学校卒業生アンケート調査、教育機関調査、海外調査の研究成果を分析・研究して、2学会の全国大会において発表をした。 まず日本ビジネス実務学会第32回全国大会においてイギリス・オランダ実地調査によるアプレンティスシップ、インターンシップの現状から得た知見をもとに、我が国のキャリア教育、インターンシップの現状と比較し、日本の高等教育における今後のキャリア教育の方向性を考察、発表した。また、日本インターンシップ学会第14回大会において、研究代表者、研究分担者が4テーマで成果を発表した。発表内容は、短期大学・専門学校卒業生アンケート調査(55機関:短大21、専門学校34)の調査結果、私立文系教育機関アンケート調査結果(207機関:大学141、短大66)、オランダステンデン大学の調査より、理論、実践と体系化されたカリキュラムによるインターンシップ、PBL等を含む職業統合的学習の可能性について、さらには、インターンシップ仲介企業の実情をイギリス、オランダの仲介企業と日本を比較し、仲介企業によるインターンシップの比較検証結果を発表し、今後のインターンシップ、キャリア教育の方向性について考察を深めた。さらに、5大学卒業生を対象に行ったアンケート調査では、、母校の教育への評価、就業の現状を把握し、それを補う卒業生ヒアリング調査を実施した。これらの研究成果から得た知見をもとに、私立文系のキャリア教育体系化を研究目標とし、教養教育、専門教育との科目間連携を図った「教室内PBL」の導入モデルを試案、その研究成果を日本ビジネス実務学会「ビジネス実務論集」にて発表した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2014 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件)
ビジネス実務論集
巻: 32 ページ: 26-35
巻: 32 ページ: 1-11