研究課題
基盤研究(B)
複素解析学・Nevanlinna理論で中心的重要問題である第2主要定理型問題につい山ノ井(東工大)・Winkelmann(Bochum大)との共同研究で現在最良の結果を得た。この成果の応用及び数論アナロジーを海外研究協力者である Corvaja (Udine大学)と共同で興味深い研究成果を得た。その過程で古典的なLang-Axの結果の正則曲線への一般化が得られた(もとは1-パラメーター群)。 岡の余零問題(遺稿,1945)を阿部・濱野と解決した。基礎理論である岡・カルタン理論の新展開・簡易化で研究成果を挙げた。これ等の研究成果をまとめる著書(2冊)を出版し、今後の課題がよく認識された。
多変数複素解析学