研究課題/領域番号 |
23340058
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横山 順一 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50212303)
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連携研究者 |
瀬戸 直樹 京都大学, 理学研究科, 助教 (80462191)
樽家 篤史 京都大学, 基礎物理学研究所, 准教授 (40334239)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 重力波 / 宇宙論 / インフレーション / 位相的欠陥 / 相転移 / DECIGO / BICEP2 |
研究成果の概要 |
本研究計画によって、重力波を新たな観測手段として、それを用いた宇宙論を本格的に創成して、電磁波観測では得られない初期宇宙に直接迫る方法を展開した。具体的には、曲率ゆらぎだけではなく、テンソルゆらぎ(量子的重力波)をプローブとして、最も一般的なインフレーションモデルを包括的に弁別する方法を与えることに成功した。また、格子上でのスカラー場の時間発展を数値的に追うことにより、初期宇宙でのスカラー場ダイナミクスから得られる重力波放射を、さまざまな場合について明らかにした。さらに、スペースレーザー干渉計DECIGOによって宇宙の熱史をどの程度明らかにできるか、定量的に解析した、等の成果を挙げた。
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自由記述の分野 |
宇宙物理学
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