研究課題/領域番号 |
23340071
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
林田 清 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (30222227)
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連携研究者 |
郡司 修一 山形大学, 理学部, 教授 (70241685)
三原 建弘 理化学研究所, 宇宙観測実験連携研究グループ, 専任研究員 (20260200)
齊藤 芳隆 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 准教授 (50300702)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | X線偏光 / シンチレーション検出器 / 宇宙磁場 / 降着円盤 / 光電子増倍管 / 観測衛星 / PolariS |
研究成果の概要 |
X線偏光測定は、超新星残骸の磁場構造や、ブラックホールまわりの降着円盤の幾何学を知るための有効な観測手段と期待されながら、現状では未開拓の分野である。これを打破するために、X線ガンマ線偏光観測小型衛星PolariSを計画している。このための硬X線偏光撮像計の開発を行った。コンプトン散乱を検出原理とする偏光計をシンチレータと位置検出光電子増倍管を組み合わせて製作し、ソフトとハードの改良を行いつつ性能評価を実施した。1.3mmFWHMという位置分解能、50-60%のM値を達成し、従来50keVだった散乱偏光計のエネルギー下限を10-20keVまで下げることに成功した。
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自由記述の分野 |
X線天文学
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