研究課題
基盤研究(B)
日本近海に大量に賦存し,新エネルギー資源として注目されているメタンハイドレートを有効に活用するために,それらの弾性的性質,構造安定性を調べることは大変重要である.そこで本研究では,ラマン・ブリュアン散乱分光等の測定より,メタン-プロパン混合ガスハイドレート(MPH)および重水素化メタンハイドレート(FDMH)におけるガス分子の包有量および圧力誘起相変化,MPHの弾性的性質の圧力依存性の評価を試みた.その結果,同じメタンハイドレートでも重水素化物ではメタン分子と水分子の相互作用が異なる可能性があること,包接されるガス分子の種類,ガスハイドレートの構造が変わると弾性的性質が変わることがわかった.
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