研究課題
基盤研究(B)
アルカリ金属をドープしたピセン超伝導体の物性研究を中心に進めた。2つの超伝導相において、(1)c軸方向の格子定数が異なること、(2)転移温度の圧力変化が異なることを見いだした。超伝導に最適な組成比はK3piceneであることがわかった。また、超伝導試料の電気抵抗測定から超伝導転移とゼロ抵抗の観測に成功し、バルクの超伝導体であることを示した。分子内電子格子相互作用の計算では、この系の超伝導が分子由来のフォノン機構で説明可能であることを示した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 5件) 図書 (2件) 備考 (1件)
Journal of Physics : Condensed Matter
巻: 25 ページ: 366001
10.1088/0953-8984/25/36/366001
Phys. Rev. B
巻: 87 ページ: 060505
10.1103/PhysRevB.87.060505
巻: 88 ページ: 245414
10.1103/PhysRevB.88.245414
巻: 86 ページ: 214507
10.1103/PhysRevB.86.214507
Journal of Physical Chemistry
巻: C 116, 14 ページ: 7983
10.1021/jp300052p
Phys. Rev. Lett.
巻: 107 ページ: 077001
10.1103/PhysRevLett.107.077001
Phys. Chem. Chem. Phys.
巻: 13 ページ: 16476-16493
10.1039/C1CP20961B
表面科学
巻: Vol.32, No.1 ページ: 27-32
10.1380/jsssj.32.27
http://www.physics.okayama-u.ac.jp/nogami_homepage/k/