研究課題
基盤研究(B)
活発な噴火活動を継続している桜島火山のマグマ供給過程を探るため,桜島に弾性波アクロス2台を設置し,精密に制御された微弱な弾性信号波(5~15Hz)を連続的に発振した.既設の地震観測点および臨時観測点において,この信号を捉えることに成功し,アクロスと各観測点間の伝達関数の時間変化を検出することができた.この時間変化は,検出した伝達関数の中で走時の遅い波群で顕著であり,桜島の火山の地下深部の構造変化を反映しているものと推察できた.また,伝達関数の時間変化は,桜島火山の噴火回数の推移,地殻変動の推移と良い相関が見られた.
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