研究課題
基盤研究(B)
日本、赤道太平洋東部、南極昭和基地において実施された成層圏大気のクライオサンプリング実験によって採集された大気サンプルを用いて、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、六フッ化硫黄のそれぞれの濃度と、各種同位体比の測定を行い、二酸化炭素と六フッ化硫黄の濃度から成層圏大気の平均年代を推定した。その結果、平均年代の緯度分布が明らかになったことに加えて、日本上空では平均0.04年/年の割合で平均年代が増加傾向にあることが判った。同時に測定された重力分離の大きさと数値モデルを組み合わせることで、長期的に成層圏循環が弱まっており、平均年代は増加する傾向であることが示唆された。
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