研究課題/領域番号 |
23340186
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
|
研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
三浦 永祐 独立行政法人産業技術総合研究所, エネルギー技術研究部門, 上級主任研究員 (10358070)
|
研究分担者 |
黒田 隆之助 独立行政法人産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 主任研究員 (70350428)
|
連携研究者 |
豊川 弘之 独立行政法人産業技術総合研究所, 計測フロンティア研究部門, 研究グループ長 (80357582)
|
研究協力者 |
田中 健治 東京理科大学, 大学院・理工学研究科電気工学専攻, 修士課程大学院生
柏屋 駿 東京理科大学, 理工学部電気工学科, 学生
丸山 昂貴 宇都宮大学, 大学院・工学研究科電気工学専攻, 修士課程大学院生
|
研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
|
キーワード | 高性能レーザー / プラズマ / 量子ビーム / レーザープラズマ加速 / レーザーコンプトン散乱 / フェムト秒X線パルス |
研究概要 |
レーザープラズマ加速で得られるエネルギーの揃った準単色電子線とフェムト秒レーザーパルスを相互作用させ、レーザーコンプトン散乱X線発生に成功した。ピークエネルギー60 MeV、電荷量70 pCの準単色電子線を用い、発散角が5 mrad程度の指向性の高いX線ビームが得られた。発生光子数は1パルスあたり2E+7程度と見積もられ、この値は高周波加速器を用いたレーザーコンプトン散乱X線源に匹敵する。測定された準単色電子線の特性に基づくシミュレーションにより、X線光子エネルギーは60 keV にピークを持つことがわかった。また、X線のパルス幅が100 fs程度であることを示唆する結果も得られた。
|