研究課題
基盤研究(B)
量子コンピュータ・量子情報処理を目指して、電子スピンが弱く相互作用する弱交換相互作用多スピン分子モデルや、同位体修飾ジフェニルニトロキシド等の電子-核スピンモデルに対して、パルス電子スピン共鳴分光を適用した。弱交換相互作用系の電子スピンニューテーション分光におけるスピンダイナミクスの解明や、電子-核スピン系に由来する量子干渉効果の観測・パルス電子-電子二重共鳴技術による核スピン情報の獲得を通して、電子-核スピン系の量子状態制御がマイクロ波技術により可能であることを示した。また、量子状態制御の基盤技術となる任意波形マイクロ波パルス技術の開発を行い、高精度で量子状態を制御する技術を確立した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 8件) 備考 (2件)
Phys. Chem. Chem. Phys
巻: 16 ページ: 9171-9181
10.1039/c4cp00822g
Angew. Chem. Int. Ed
巻: 52 ページ: 4795-4799
10.1002/anie.201301435
Molecular Physics
巻: 111 ページ: 2767-2787
10.1080/00268976.2013.811304
巻: 14 ページ: 9137-9148
10.1039/c2cp40778g
巻: 51 ページ: 9860-9864
10.1002/anie.201204489
App. Magn. Reson
巻: 41 ページ: 337-352
10.1007/s00723-011-0269-6
http://www.qcqis.sci.osaka-cu.ac.jp/
http://www.qcqis.sci.osaka-cu.ac.jp/ms/