2014 年度研究成果報告書

直鎖炭化水素基を官能基として用いる分子触媒の設計

研究課題

研究課題/領域番号	23350017
研究種目	基盤研究(B)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	合成化学
研究機関	京都大学
研究代表者	松原誠二郎京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90190496)
研究期間 (年度)	2011-04-01 – 2015-03-31
キーワード	複素環合成 / 有機分子触媒 / 金属ポルフィリン / ニッケル触媒 / 有機亜鉛
研究成果の概要	当初直鎖アルキルの自己組織能力と疎水性を利用する抗選択的かつ効率の良い触媒の開発を目指し，研究に着手した。研究をすすめる内に，堅牢な分子骨格に二官能基を配置した有機分子触媒の利用が有効であることがわかり，従来では困難であった複素環化合物の不斉合成を可能にした。また，疎水性に優れる金属ポルフィリン触媒を用いて新規環化付加反応を見いだした。これ以外にもニッケル触媒，亜鉛反応剤を用い，新規環状化合物合成の開発を行った。
自由記述の分野	有機合成化学