研究課題
基盤研究(B)
固体極表面分析用全反射減衰遠紫外(ATR-FUV)分光装置を開発した。この装置を用いてバルクの固体の極表面(~50 nm)の分析が可能となった。応用としてポリエチレンとナイロンのATR-FUVスペクトル測定(145-250nm)を行った。密度の異なるポリエチレンのATRスペクトルと透過スペクトルの比較、液体、固体アルカンとの比較、異なるサンプル作製法での比較から、電子状態と表面状態の変化の相関を得た。また5種類のナイロンについて同様の研究を行った。いずれの場合も、量子化学計算を用いてスペクトル変化がどのような物性や構造変化によるものか明らかにし、新規固体表面分光分析法における基礎を確立した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (13件) 備考 (1件)
The Journal of Chemical Phisics
巻: 139 ページ: 154301-1-9
10.1063/1.4824383
Principle, Instrumentation, and Application of, Encyclopedia of Analytical Chemistry
ページ: 1-21
10.1002/9780470027318a9279
The Journal of Phisical Chemistry
巻: 117 ページ: 2517-2528
10.1021/jp4008416
The Journal of Physical Chemistry
巻: 116 ページ: 11957-11964
10.1021/jp307634m
Applied Spectroscopy
巻: 66 ページ: 1-25
10.1366/11-06496
http://science.kwansei.ac.jp/~ozaki/index.html