研究成果の概要 |
Mn(II), Fe(II), Co(II)をドープしたEuSナノ結晶が先端半導体材料として合成された。その光磁気特性(ファラデー効果)は550nmの波長領域において増大が見られ、そのファラデー効果増大はスピン分極に起因していることがEPR測定により明らかになった。さらに、EuSナノ粒子会合体によって構成される薄膜のファラデー効果増大(EuSナノ粒子の10倍)も明らかにした。金粒子とEuSナノ粒子のナノシステム構築も行い、ファラデー効果の増大を観測した。そのファラデー効果増大は金粒子の大きさた接合距離に依存することが明らかになった。
|