研究課題
基盤研究(B)
巨大磁気抵抗効果を示すスピンバルブ膜を利用した3種類の磁気センサの開発を行った。磁化方位変調型の磁気センサでは,磁化自由層の磁化方位をAl導線の作る交流磁界で振動させるとともに,GMR素子の出力と交流磁界の電圧波形を乗算器で掛け合わせることで,約4mOeの検出感度が得られた。磁壁位置変調方式のセンサに関しては,磁性細線に切り欠きを設けることで,磁壁位置を固定することに成功した。歪みセンサでは,磁歪の逆効果による磁気異方性の変化を,磁化自由層の磁化方位を交流磁界で振動的に変化させたときの振幅の変化として検出することに成功した。±5×10-4の歪みに対して,ほぼリニアな出力が得られた。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (16件) (うち招待講演 4件) 備考 (1件)
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