研究課題/領域番号 |
23360217
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
浅野 敏之 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (40111918)
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研究分担者 |
山城 徹 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (20158174)
田中 健路 広島工業大学, 環境学部, 准教授 (30315288)
齋田 倫範 鹿児島大学, 理工学研究科, 准教授 (80432863)
柿沼 太郎 鹿児島大学, 理工学研究科, 准教授 (70371755)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 自然災害 / 自然現象観測・予測 / 数値シミュレーション / 副振動 / 大気海洋過程 / 共鳴機構 |
研究概要 |
本研究は、毎年春先に九州東シナ海沿岸で発生し、現地で「あびき」と呼ばれる副振動災害の発生機構を、現地観測と数値解析により解明したものである。現地観測では、鹿児島県上甑島の浦内湾を対象に、2次にわたり数ヶ月間の現地観測を実施した。一方、中国本土から東シナ海全域にわたるメゾスケール大気場の3次元数値解析を行うとともに、気圧場の変動スケールと移動速度を系統的に変化させた時の海洋場の応答に関する数値解析を実施した。これらの結果を総合し、気圧擾乱の発生・発達から大気―海洋過程を通じての外洋の長周期波の発達,沿岸域に到達後の長周期波の湾地形との共振に至る、一連の増幅機構を説明することができた。
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