研究課題/領域番号 |
23360266
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研究機関 | 長岡技術科学大学 |
研究代表者 |
中出 文平 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (10172347)
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研究分担者 |
浅野 純一郎 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科, 准教授 (10270258)
姥浦 道生 東北大学, 工学(系)研究科, 准教授 (20378269)
鵤 心治 山口大学, 理工学研究科, 教授 (30264071)
内田 一平 鹿児島工業高等専門学校, 准教授 (80332112)
松川 寿也 長岡技術科学大学, 工学部, 助教 (60444189)
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キーワード | 都市計画区域 / 区域の新設・拡大 / 建築基準法第22条区域 / 準都市計画区域 / 建築基準法第68条の9区域 / 土地利用基本計画 / 5地域区分 |
研究概要 |
(1)都市計画区域の新設・拡大の実態(マクロ分析) 平成9年以降の新設及び拡大の状況を、都市計画年報を経年的に精査してデータベースを作成した (2)都市計画区域外の土地利用制御に関する概要把握(マクロ分析) 1)都市計画年報を経年的に精査して、準都市計画区域の指定についてデータベースを作成した 2)ウェブ上で各都道府県の例規集を検索して、建築基準法第22条区域のデータベースを作成した (3)都市計画区域の新設・拡大の実態(ミクロ分析) a.区域の新設・拡大に関して新潟県から資料の提供を受けて、指定の理由、指定に至るまでのプロセスを明らかにした。特に、県と市の協議の経緯、区域の範囲を決めた根拠を検討した b.県の担当者及び当該区域を有する市町村の都市計画担当者を訪問して、a.での分析内容を基に、県と市の協議内容、他部局との調整や住民とのやり取りの経緯、区域範囲の代替案の有無等をヒアリングしたc.b.の訪問と併せて、新設・拡大した区域内の土地利用状況を現地調査するとともに、開発動向(開発許可、建築確認、農地転用)のデータを収集し分析した (4)都市計画区域外の土地利用制御手法(ミクロ分析) I.準都市計画区域の指定実態 県下の相当部分に26の準都市計画区域を指定した福岡県を対象に、県から資料提供を受け、指定に至るプロセス、区域の範囲を決めた根拠などを把握した II.建築基準法第22条区域の実態 建基法第22条区域の指定要件である「市街地」の類型化をした上で、典型的な第22条区域を抽出し、各対象区域について、区域指定の理由、指定に至るまでのプロセス等に係わる資料を市町村の建築行政担当部局から収集した
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
マクロ分析としてのデータベースの作成などは予定通り進んでいる。特に建築基準法第22条区域の全国データベースは本研究で初めて作成されたものであり、協力先の国土交通省に成果を還元した。 ミクロ分析は都市計画区域の新設・拡大については、詳細研究対象自治体を定め、新潟県について先行調査を進めた部分は予定通りであり、準都市計画区域、第22条区域、第68条の9区域についても、それぞれ、詳細研究対象に対する検討を進めており、順調である。
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今後の研究の推進方策 |
平成23年度の作業を基に、詳細な検討を進める。 (1)都市計画区域の新設・拡大の実態(ミクロ分析) 平成23年度に先行調査した内容を踏まえて分析を行う。東北、北陸・北関東、東海、中国、九州の検討を、各自で進める。その上で、各事例が示す特殊事情と普遍性を有する部分について議論する。 (2)都市計画区域外の土地利用制御手法に関する検討(ミクロ分析) 準都市計画区域の指定実態-福岡県の区域及び群馬県前橋市、福井県永平寺町を対象に分析する。 都市計画区域を廃止した区域についての検討を進める。
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