研究課題
基盤研究(B)
焼結は膨大な数の粒子が高温で周囲と相互作用して運動する結果として起こる。本研究では単一粒界の焼結における収縮と粒子回転の結晶粒相互の方位依存性を、収束イオンビーム(FIB)加工した微小試験片を用いて、直接計測する技術を開発した。この技術により、結晶方位に依存する粒界拡散係数、粒界エネルギーをひとつひとつの粒界に対して測定し、粒界ごとに異なる焼結挙動と2つの粒子間に作用する「焼結力」を解明した。微視的な焼結力をもとに、巨視的な焼結挙動を記述する連続体力学の「焼結応力テンソル」と結晶粒配向等によるその異方性を解析するとともに、多粒子凝集体の形状変化を記述するテンソル・ビリアル方程式を提案した。
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