研究課題
基盤研究(B)
金属や半導体材料を融解した後に冷却すると、ある条件では融点以下に冷却された過冷却液体状態が実現する。この過冷却液体状態における特異な物性の起源として、凝固相の萌芽に由来する大きな密度や組成の揺らぎの存在が推測される。本研究は、静電場レビテーション法を用いた過冷却液体の安定保持法と放射光による高分解能X線非弾性散乱等を組み合わせることにより、過冷却液体状態における揺らぎの発生に伴う原子のダイナミクスの特徴の解明を試みた。
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Phys. Rev. Lett
巻: 108 ページ: 067402-1 - 067402-4