研究課題
基盤研究(B)
本研究では、細胞足場タンパク質と改造型シグナル因子タンパク質が一体化した、神経細胞分化・神経組織維持機能を有するタンパク質材料を構築した。このタンパク質を自己組織化により集積した基板上に神経幹細胞を播種し、細胞形態変化、および分化時に発現する遺伝子マーカーを経時的に測定した。その結果、神経細胞への分化が誘導され、神経組織としての機能が維持されることが明らかとなった。本研究では、特に神経の細胞分化・組織構築に焦点をあて、再生医工学材料としての基礎を築いた。
生物工学