研究課題
基盤研究(B)
生体膜中には飽和脂質とコレステロール(Chol)が豊富な相分離構造(ラフト)の存在が示唆され、人工的に再現可能である。Cholは酸化されると7-keto-cholesterol(7keto)、7β-hydroxycholesterol(7β)といった酸化コレステロールを生じることから、相分離構造への影響を調べた。Chol:7keto=1:1を含む系ではCholより低濃度(10%~30%)でラフト様の相分離構造が観察され、動的光散乱(DLS)からChol:7keto=1:1では小さな構造体が確認できた。Chol, 7keto間親水性相互作用が関与した相分離構造形成の新たなメカニズムを提案した。
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