研究課題
基盤研究(B)
パルスデトネーション技術とは、管内でデトネーション(最も激しい爆発の際の燃焼モード)を繰り返し発生させ、高温のガス流を連続パルス的に発生させる技術である。この技術をガスタービンエンジンの分野で活かすため、燃焼器としての活用および溶射用熱源としての活用に関する研究を行った。前者に関しては実際にタービン駆動実験システムを構築し、約10%の熱効率を達成するとともにエネルギーバランスを実験的に明らかにした。後者に関しては実際に溶射実験システムを構築し、燃焼器で加熱・加速された合金粉体の温度・速度を測定し、溶射条件を適切に設定することでタービン動翼の要求仕様を満たす皮膜を溶射できることを示した。
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日本燃焼学会誌
巻: 55巻 ページ: 317-328
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