研究課題
基盤研究(B)
低レイノルズ数(10の3乗のオーダ)、高マッハ数(翼端で0.5程度)で作動するプロペラ性能を、3つの風洞を用いた実験、数値計算による解析によって調べ、その設計法を検討した。主な得られた知見は以下の通りである。(1)高レイノルズ数で用いられるブレード形状設計方法が、当該レイノルズ数でも有効である。(2)当該レイノルズ数で高い最大揚抗比を持つ翼型を提案した。(3)低レイノルズ数における翼型性能に対するマッハ数の効果は、プラントルグラワート則で評価される効果よりも小さい。(4)低レイノルズ数で高効率を有するプロペラブレードのアスペクト比は、高レイノルズ数においてよりも小さい。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (17件)
日本航空宇宙学会論文集
巻: 第62巻1号 ページ: 24-30
ターボ機械協会誌
巻: 11月号 ページ: 692-698
Japan Society of Aeronautical and Space Sciences
巻: 56, 5 ページ: 277-285
Advances in Science and Technology
巻: 84 ページ: 66-71
巻: 54, 185 ページ: 205-211