今後の研究の推進方策 |
包装素材選択における競合や結合、交差、共有などを例として、これらが定量的に表現できるようなモデルの統合を行う。統合されたフロー全体での環境影響等を評価するモデルを構築する。シナリオ検討に関しては,プラスチックと紙,それぞれのシステム内部の変更に加え,プラスチック製容器と紙製容器の代替や,プラスチックごみと紙ごみの混合による固形燃料化リサイクルなどの素材の境界を越えたシナリオをステイクホルダー間の情報の連関分析モデルを用いて検討・分析する。例えば、廃棄物燃料などのように紙とプラスチックの両方のライフサイクルに関わる点を考慮し、素材選択が与える影響などを分析する。
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